玉川ダム維持工事 工事広報(令和4年10月)

現在玉川ダム維持工事では流木処理工を行っております。

流木処理とは

ダムは、流木を捕捉することにより、下流河川における洪水被害の拡大を未然に防止する効果を有しているが、ダム貯水池に流入する流木は放流設備の損傷や閉塞の要因となり、洪水調節等のダム管理に影響を及ぼす可能性を有している。

上記のようなダム管理へのリスクを軽減する為、貯水池に流入した流木を捕捉・陸揚げ・集積(仮置き)・処理を行うことです。

ダム貯水池流木対策の手引き(案)
平成 30 年 3 月
国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課

事前にドローンにて調査をし、流木の回収を行います。

調査個所は今までの経験により流れ込む箇所を予測し、決定しております。

流木調査その1
流木調査その2

今回調査を行った個所では、8月の大雨により例年の3~4倍程度流れ込んでおります。

流木処理の作業は抜粋ですが以下の通りの流れで行います。

流木玉切
流木積込運搬
流木集積

集積した流木はこの後いくつかの工程を経て、処理完了となります。

工事広報は各現場より月1回程度の頻度で更新されます。