新入社員 成長日記 第7話【自然災害のリアル】
初めに、地元である秋田県仙北市田沢湖が、令和7年8月19日および9月2日の大雨により、短い期間に二度の被害に見舞われました。
このたびの大雨で影響を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧と、皆様の安心できる暮らしの回復をお祈り申し上げます。
今回は私が感じた自然災害のリアルを綴っていけたらと思います。
新入社員が富士教育訓練センター様(富士教育訓練センター)から秋田に帰ってきて、
かんかん照りの日々が続いていました。玉川ダムの貯水率が30%を切るくらいには暑い日が続いていて、
「このまま雨が降らなかったら、生保内枯れてしまうなあ。困ったなあ」と実際はもっとなまっていましたが、このような会話をおっちゃんたちとしていました。
その時の様子は優しい上司の投稿をご覧ください。(広報便り 玉川ダムの水がとても減っています🚱 - 株式会社門脇組)
そして来たる8月19日 まさに打たれるような雨が降ってきて、(怖い)と感じたのを覚えています。
もちろん現場は止まり、玉川ダムから先の道も土砂災害などの恐れがあり、通行止めになりました。
次の日に現場を見に行くと悲惨な状況が…



土砂は崩れ、木も折れ、側溝も埋まり水も流れず、挙句の果てには道が陥没していました。


そこの現場は春からおっちゃんたちが丁寧に作業していて側溝もピカピカにしていた場所…
災害はこれまでのおっちゃんたちの頑張りを数時間でもみくちゃにしてしまいました。
まだ崩されていただけだからよかったです。ここに巻き込まれて土砂の下敷きになっていたかと思うと本当にゾッとします。
その恐怖と背中合わせに毎日仕事をしている建設業の方々には改めて尊敬の念を抱きました。
現場を見て、唖然・ショック・不安という感情を抱いていた新入社員に
「大事なのはこれからだ!」と言わんばかりに、迅速に復旧作業に取り組んでいったおっちゃんたちの背中。
かっこよかったです。
世のおっちゃんたちは両手がバックホウとつながっているんでしょう。
本当に手で作業しているかのように繊細に丁寧に作業していました。


(いつかは自分の両手もバックホウになるのだろうか)期待を抱きながら努力を続けたいと思います。
第5話(新入社員 成長日記 5話【建設業の”け”とは…】 - 株式会社門脇組)でも綴ったように安全第一で自分も周りも大切にしていきます。
地震や大雨、土砂災害など災害はいつ起こるかわかりません。みんなで気を付けながら、災害に備えましょう!
次回…新入社員 成長日記 第8話【すごいことが起きました】
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